LAN型HDDは複数の人でファイルを共有したいときに便利。例えばデジカメ写真。LAN型HDDに入れておけば、いつでも見られます。無線LANにつなげばコードレスで使えます。

無線LANとつないで離れた部屋から活用自在

 LAN型HDDにデジカメ写真や住所録などを保存すれば、どのパソコンからも利用できるようになります。無線ルーターにつなげば(図1)、ケーブルなしで使えます。

 パソコンからLAN型HDDを使うときは、製品に付属する専用ソフトで設定しておく必要があります(図2~図4)。

 利用者ごとに専用ドライブを作ることもできます(図5~図9)。これまで紹介したように「マイドキュメント」などのバックアップ先として指定することも可能で、これならプライバシーを守って使うこともできます。ただし、無線LANでは読み書き速度が遅いため、動画など大きなデータの保存には向きません。[注]

[注]外付けHDDを無線LANでネットにつないでいるときは、USB接続に比べ読み書き速度が数十分の一に低下します。


まずは無線ルーターと接続


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バッファロー
HS-DHGLシリーズ
実売価格:2万5800円(320GB)

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図1 無線ルーターの背面のLAN端子とLAN型HDDをLANケーブルでつなぐ。パソコンに無線LAN機能があれば、ケーブルなしでHDDに接続できる。