動作の遅いパソコンをスピードアップさせるポイントは、「無駄なもの」を取り除いて「スリム」にすることです。使っていない機能は、あまり多くなるとメモリー不足を引き起こす原因になるので、どんどん整理整頓します。まずは開きっぱなしの画面をこまめに閉じる習慣を付けましょう。症状が軽ければ、デスクトップ上のアイコンを整理するだけでも効果的です。

 起動が遅いなら、終了方法を変えてみましょう。作業内容をメモリーに読み込む方法にします。

 起動や画面操作がなかなか速くならなければ、メモリー使用量をさらに減らすため、視覚効果や壁紙などを無効にします。

1 デスクトップのアイコンをフォルダにまとめる

 ダウンロードしたファイルなどをデスクトップに置きっぱなしにしていると、デスクトップの表示に時間がかかるようになります。使い終わったファイルは、フォルダへ収納しましょう(図1~図3)。すっきり整理することで、デスクトップの使いやすさも向上して一石二鳥です。

図1 デスクトップ上にフォルダを作るには、何もないところで右クリックし(1)、「新規作成」→「フォルダ」とクリック(2)。
図1 デスクトップ上にフォルダを作るには、何もないところで右クリックし(1)、「新規作成」→「フォルダ」とクリック(2)。
図2 新しいフォルダが作成されたら、わかりやすい名前を付けよう。
図2 新しいフォルダが作成されたら、わかりやすい名前を付けよう。
図3 整理したいアイコンを選択し(1)、作成したフォルダへドラグ・アンド・ドロップする(2)。
図3 整理したいアイコンを選択し(1)、作成したフォルダへドラグ・アンド・ドロップする(2)。