Wordは用紙をイメージした画面で文書を作るので“画面通り”に印刷できる。しかし、用紙1枚に収まらなかったり、思い通りの位置でページを変えられないと、読みにくい文書になってしまう。

 例えば、末尾の一行だけが2ページ目に溢れた場合は、用紙1枚にきれいに収めたい。溢れが1~2行分なら、「1ページ分圧縮」ボタンを使ってみよう(図1~図4)。すると、1ページに収まるように文字のサイズが自動的に縮小される。それでも収まらないときは、ページの「余白」や「行数」を調整しよう(図5~図7)。

図1 案内文書の最後の1行だけが次のページに溢れてしまった。なんとか用1枚に収めたい──。こんなときに便利なのが「圧縮」と「余白」の設定だ。“ちょっとの溢れ”は手際よく解消しよう
図1 案内文書の最後の1行だけが次のページに溢れてしまった。なんとか用1枚に収めたい──。こんなときに便利なのが「圧縮」と「余白」の設定だ。“ちょっとの溢れ”は手際よく解消しよう
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図2 ツールバーの「印刷プレビュー」ボタンを押して、印刷プレビュー画面に切り替える
図2 ツールバーの「印刷プレビュー」ボタンを押して、印刷プレビュー画面に切り替える
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【まずは「1ページ分圧縮」ボタンで】
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図4 ワードが自動的に文字サイズを調整し、溢れていた分を1ページに収める
図4 ワードが自動的に文字サイズを調整し、溢れていた分を1ページに収める
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