無線LANは製品の違いがわかりにくい上、接続のトラブルも起こりやすく、疑問が次々とわいてきます。ここでは、製品の選び方からトラブルの解決法まで、よくある質問にお答えします。

どんな親機を買えばいい?

(1)(2)(3)の場面別で選びましょう

(1) パソコンを使う部屋に親機を置く場合は
「11b 」「11g 」「11a 」を同時に使えるタイプがおすすめ

 パソコンと親機を同じ部屋で使う場合は、無線LANの三つの通信規格(「11b」「11g」「11a」のこと)を同時に使える親機がおすすめです。子機も三つの規格を使えるものを選びましょう。親子セットなら確実です。そうすれば、接続の設定のときに、最もつながりやすい規格を親機が自動的に選んでくれます。「11b/g」は障害物に強い半面、電子レンジなどから電波の干渉を受けます。「11a」はその逆で、障害物には弱いものの干渉は少ないです。同時接続が可能な親機なら、「11b/g」でつながらないときは、代わりに「11a」を使えるのです。

製品を買うときには、パッケージの表示に注目しよう。「同時利用」「同時接続」と明記されているものを選ぶこと。
製品を買うときには、パッケージの表示に注目しよう。「同時利用」「同時接続」と明記されているものを選ぶこと。
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