最後に、ソフトの削除について説明しよう。ソフトの中には、容量を数百メガバイトも占める製品もある。それらを削除すると、かなり空き容量は増える。

 ただしソフトの場合、エクセルや画像ファイルのように、ごみ箱に捨ててお終いというわけにはいかない。ソフトのインストール時には、ソフト本体をHDDにコピーするだけでなく、デスクトップのショートカットの作成、「スタート」メニューへの登録、ウィンドウズの設定情報をまとめた「レジストリ」への登録など、さまざまな作業をしている。これらをすべて削除するには、「アンインストーラー」というプログラムを使う必要がある。これを呼び出すのが、「プログラムの追加と削除」だ(図1)。

図1 通常は、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を使って、ソフトを削除する
図1 通常は、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を使って、ソフトを削除する
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 ただしソフトの中には、フリーソフトを中心に“インストール不要”ですぐに使えるものもある。これらは、関連ファイルがソフトのフォルダの中にまとめられているので、フォルダごとごみ箱に捨てればよい(図2)。

図2 フリーソフトなどでインストールが不要なソフトは、フォルダごと「ごみ箱」に捨てればよい
図2 フリーソフトなどでインストールが不要なソフトは、フォルダごと「ごみ箱」に捨てればよい
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