3日目は、文字を処理する関数を学びましょう。「文字列操作」関数を使えば、セルに入力されている文字数を数えたり、小文字を大文字にしたり、セル内の文字と文字をつなげたり、文字の一部を取り出したりできます。

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文字数を数えたり変換する関数を使う

 LENは、セルの中に入っている文字数を数える「文字列操作」関数です。例えばサンプル3では、B2セルに入力した文字数を、LEN関数でB3セルに表示しています。B2セルの文章の文字数を自動で数えてくれるので、投稿文などを書くときに便利ですね。まず、図1の手順で関数を選びます。図2の引数の指定では、字数を数えたいセルを選びます。半角や全角(半角は英数字のように、文字の横幅を半分にした縦長に表示される文字のこと。全角は通常のひらがな・漢字のように、縦横が同じ幅の文字のこと。)に関係なく、句読点や空白も一文字として数えられます。

図1 「fx」をクリックし、「関数の分類」で「文字列操作」(1)、「関数名」で「LEN」を選択(2)。「OK」をクリック(3)。
図1 「fx」をクリックし、「関数の分類」で「文字列操作」(1)、「関数名」で「LEN」を選択(2)。「OK」をクリック(3)。
図2 引数に、文字数を数えたいB2セルを指定。「OK」をクリックすれば、B3セルにB2セルの文字数が表示される。
図2 引数に、文字数を数えたいB2セルを指定。「OK」をクリックすれば、B3セルにB2セルの文字数が表示される。