2日目は、最大値や最小値を求める統計関数で成績表の最上位や最下位を調べたり、 切り上げ、切り捨てをする数学関数で「割り勘」を求めます。

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最大や最小を求める

 指定した範囲内での最大値を探し出すのが、「統計」関数のMAXです。サンプル1の成績表で、八人の中の最高スコアを探してみましょう。「fx」をクリックし(図1)、「関数の分類」欄で「統計」を、「関数名」欄で「MAX」を選びます(図2)。数式パレットで、「数値1」に各「合計スコア」が入力されているD3からD10セルまでを指定すれば(図3)、最大値が出ます。

図1 最高スコアを表示させるD12セルをクリックし(1)、ツールバーの「fx」ボタンをクリック(2)。
図1 最高スコアを表示させるD12セルをクリックし(1)、ツールバーの「fx」ボタンをクリック(2)。
図2 「関数の分類」欄で「統計」(1)、「関数名」で「MAX」を選択し(2)、「OK」をクリック(3)。ちなみに最小値を求めたいときは(2)で「MIN」を選ぶ。
図2 「関数の分類」欄で「統計」(1)、「関数名」で「MAX」を選択し(2)、「OK」をクリック(3)。ちなみに最小値を求めたいときは(2)で「MIN」を選ぶ。
図3 D3セルからD10セルまでをドラグ(1)。すると「数式パレット」の「数値1」に「D3:D10」と表示される(2)。「OK」をクリック(3)。
図3 D3セルからD10セルまでをドラグ(1)。すると「数式パレット」の「数値1」に「D3:D10」と表示される(2)。「OK」をクリック(3)。
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