パソコンの調子は、“ネットからの様々な危険”によって悪くなることもあります。例えば、ウイルスに感染してしまうと、デジカメ写真や音楽ファイルなどの大切なファイルが壊されたり、パソコンが起動できなくなったりするなど、受ける被害は計り知れません。

 ネットからの危険のほとんどは、ウィンドウズやオフィスの不具合を狙ってきます。これに対しマイクロソフトでは、修正用のファイルを月に一回程度ネットで配布しているので、必ずこのファイルを組み込み、ウィンドウズやオフィスを最新の状態にしておきます。

 そのほか、パソコンに入った危険に対しては、セキュリティソフトが必要。これらはウイルス以外に、パスワードなどを盗み取るスパイウエアや迷惑メールの対策機能などを含んでいます。

 次ページからは、ウィンドウズとオフィスを一度に更新できる「マイクロソフト・アップデート」の導入方法と[注]、最新セキュリティソフトの正しい使い方を見ていきましょう。

セキュリティ対策を怠ると……

・ウイルスにパソコンを壊されてしまう
・他人にパソコンを操られてしまう
・大切な個人情報が盗まれてしまう

[注]マイクロソフト・アップデートで更新できるオフィスの版は、オフィスXP、オフィス2003、オフィス2007の三種類です。