みなさん、モバイルしていますか? スマートフォンを使っているメリットの一つとして、OSのアップデートがあります。AndroidやiOSのバージョンアップにより、新機能の追加や、新機種に搭載されている機能を旧機種で使えるようになったり、とユーザーにとってさまざまなメリットがあります。

 ただ、残念なことに、日本で発売されているスマートフォンにおいては、このOSのバージョンアップが、ワールドワイドモデルと比較すると遅れ気味だったり、バージョンアップを見送られることが多くなっています。

 その原因としては、スマートフォンが、日本仕様で作られていることが挙げられます。日本用のバージョンアップを用意する手間と、さらに、日本の各キャリアの基準をクリアするバージョンアップデータを作成する必要があるからです。例えば、日本の端末だけに搭載されている機能やアプリが、OSバージョンアップにより動作しないという現象を防ぐために、機能やアプリのバージョンアップも必須となってきます。

 このように日本仕様のスマートフォンを使っていると、OSのバージョンアップに関しては、あまり期待していない部分もあるのですが、Xperia Z Ultraで、Android OSのバージョンアップが、2014年8月5日より提供が開始されました。現状のバージョンが、4.2.2で、バージョンアップにより、4.4.2となります。このAndroid 4.4.2は、通称「キットカット」と呼ばれており、今までのAndroidバージョンアップの中でも大きなものとなっています。

 今回のバージョンアップの特徴としては、以下のようなものがあります。

●ホーム画面を「シンプルホーム」に変更可能
●ホーム画面のアイコンサイズを変更可能
●ステータスアイコンをカスタマイズ可能
●電源ボタンの長押しでスクリーンショット撮影
●ロック画面からのカメラ起動がスムーズ
●「Movie Creator」で撮影した動画を編集可能