大学生活協同組合(以下、大学生協)と日経パソコンは、大学新入生を対象としたプレゼンコンテスト「日経パソコンカップ2014」を共同開催しています(関連記事:大学生協「日経パソコンカップ2014」開幕、福島大代表が決定)。2014年7月12日には、山形大学予選が行われました。

 山形大学生協では「PC活用講座ビギナー」というパソコンスキルを学ぶ講座を開講し、計300人以上が受講。全8回の講座で、オフィスソフトの基礎知識やレポート、プレゼンテーションの作成方法などを学んできました。講師も山形大学の学生。受講生3~6人の1グループに対して上級生1名がアシスタントとして付き、下級生をサポートしました。そのパソコン活用講座の総仕上げが、今回のプレゼンコンテスト(関連記事:大学生協「日経パソコンカップ」、大賞は山形大学チームに)。講座の最終日に各クラスで選考会を行い、学内予選会に出場する6チームが選ばれました。

みな、ユーモラスなチーム名を自分達で付けた
みな、ユーモラスなチーム名を自分達で付けた
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優勝の副賞としてCo-Pre(山形大学生協で使用できる電子マネー)1000円がプレゼントされると発表され、会場がわいた
優勝の副賞としてCo-Pre(山形大学生協で使用できる電子マネー)1000円がプレゼントされると発表され、会場がわいた
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満場一致での文句なしの優勝

 参加チームは、学生向けコンテンツサービス「日経パソコンEdu」に掲載されているITニュースやトレンド、大学生のためのパソコン活用Tipsなどの分野から、各自でテーマを決め、5分間のプレゼンを行いました。東北地方に大きな被害をもたらした東日本大震災を経験していることもあり、2チームが震災時のネット活用をテーマに選びました。身近な存在であるスマートフォンと携帯電話については、3チームが取り上げました。そのほか、STAP細胞論文でほかの論文からの流用(コピー&ペースト)が話題になったことを受けて、コピー&ペースト判定ツールの動向をテーマに選んだチームもありました。