2014年7月12日、プレゼンテーションのコンテスト「日経パソコンカップ2014」の学内選考会「岩大プレゼン大会」が岩手大学で開催されました(関連記事:大学生協「日経パソコンカップ2014」開幕、福島大代表が決定)。岩手大学生活協同組合が新入生に提供している「キャリアアップ講座」の集大成となる選考会です(関連記事:2013年の岩手大学選考会の様子)。観客や審査員の前で、学生が自ら作成したスライドを使い、プレゼンテーションを発表しました。285名の講座受講生の中から、名乗りを上げた11名が、3チームに分かれてプレゼンテーションの技術を競いました。

「岩大プレゼン大会」に参加した出場者11名。3チームに分かれてプレゼンテーションの技術を競った
「岩大プレゼン大会」に参加した出場者11名。3チームに分かれてプレゼンテーションの技術を競った
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人気テーマは「ポケットルーター」

 チーム「金6なかい班」は、「ポケットルーター」をテーマに発表しました。まずは据え置き型ルーターとポケットルーターの違いを説明しました。続いて、旅行に出かける大学生が多いというデータを示し、旅先で観光情報の収集や外出先からのレポート提出に使えるなど、大学生の視点からポケットルーターの利点を説明しました。まとめとして、大学生の生活スタイルには、ポケットルーターが便利と結論づけました。

 チーム「いっさっさスクール」も、「ポケットルーター」を取り上げました。大学生にとってポケットルーターを便利に利用できるシーンとして、就職活動を挙げました。ホテルなどの滞在先から就活サイトを利用したり、企業からのメールに返信したりできるといったメリットを説明しました。また、スマートフォンと固定回線を利用する場合と、スマートフォンとポケットルーターを利用し、データ通信をポケットルーターに一本化した場合の料金を比較し、料金面でもポケットルーターの導入にメリットがあると説明しました。