みなさん、モバイルしていますか?スマートフォンが普及するのに合わせて、スマートフォンの周辺機器も広がっています。Bluetoothキーボード、Bluetoothヘッドセットは、一般的になってきましたが、静かなブームとなっている機器があります。活動量計です。

 活動量計は、いわゆる万歩計の電子版。スマートフォンと連動しながら、歩数だけでなく、移動距離、消費カロリー、睡眠時間などを記録できる電子デバイスです。これらのデータをスマートフォンで管理して、さらに、クラウドにデータを送ることで、データの共有も可能になります。

 スマートフォンは、ソーシャルコミュニケーションや、Web閲覧、マルチメディア機能など、様々な方面に活用できますが、活動量計と組み合わせることで、自分の生活をデータ化することができます。スマートフォンの新しい活用方法として、活動量計との組み合わせは、ユニークな方法となります。

 活動量計として、既存の機種として、Jawbone UP、NIKE+ FuelBandなどありますが、ドコモ・ヘルスケアから「ムーヴバンド」という機器が発売になりましたので、紹介します。

 ムー ヴバンドは、他の活動量計と同じように、手首に付けるスタイルになっています。防水性能(IPX5/IPX7)対応のため、生活している上では、付けっぱなしで、利用が可能です。蓄積されたデータは、Bluetooth経由で、スマートフォンに転送され、アプリで管理します。

 このムーヴバンドがユニークな点は、無料アプリに加えて、有料サービスを利用できる点です。無料アプリ「WM(わたしムーヴ)アプリ」では、歩数、移動距離、消費カロリーをMove数という独自のポイントで表示して、毎日の活動量を一目でチェックできるようになっています。

 一方、有料サービス「からだの時計WM」では、活動量と体内時計の関係をもとに、生活習慣の改善を図るアドバイスが提供されます。体内時計と連動する点が非常にユニークなものになっています。食事のとり方、仕事中の気分転換方法、睡眠方法など、その時間に合わせて、様々なアドバイスを提供してくれます。有料サービス「からだの時計WM」は、月額315円(初回31日間無料)となっており、ムーヴバンド購入者は 24カ月間は月額126円で利用できます。