みなさん、モバイルしていますか? スマートフォンユーザーが増えてきて、俄かに盛り上がってきているのが、スマートフォンの周辺機器です。スマートフォンを中心にした生活において、スマートフォンと連動することで、便利になる機器が多くあります。Bluetoothヘッドセット、Bluetoothキーボード、Wi-Fi内蔵デジタルカメラ、スマートウォッチなどの機器が多くリリースされています。

 その中でも、あまり注目されてない製品があります。「Bluetoothハンドセット」です。これは、Bluetooth通信機能を利用してスマートフォンの子機として利用できます。子機と言えば、家庭用電話で利用されている人も多いと思います。スマートフォンで利用されている方は少ないのではないでしょうか。元々、ワイヤレスで持ち歩けるスマートフォンに、子機を付けて、何かメリットがあるかどうか、なかなかイメージしづらいのが原因と思われます。

 今回、台湾HTCのBluetoothハンドセット「HTC J One Mini」を入手しましたのでご紹介します。これはKDDI(au)のスマートフォン「HTC J One」の周辺機器として発売されていますが、Bluetoothハンドセット機能は、他の機種でも利用可能です。今回は、HTC J Oneとペアリングして利用してみました。

図1 HTC J OneとHTC J One Mini。約41gと非常に軽量です。Micro-USBにて充電できます。連続通話時間約530分、連続待受時間約94時間となっています。
図1 HTC J OneとHTC J One Mini。約41gと非常に軽量です。Micro-USBにて充電できます。連続通話時間約530分、連続待受時間約94時間となっています。
[画像のクリックで拡大表示]

図2 HTC J One Miniは、NFC機能を搭載していますので、簡単にBluetoothペアリングができます。
図2 HTC J One Miniは、NFC機能を搭載していますので、簡単にBluetoothペアリングができます。
[画像のクリックで拡大表示]

図3 最初にHTC J One Miniの電源を入れると、NFCでペアリングするように表示が出ます。通常のBluetoothのペアリングも可能です。
図3 最初にHTC J One Miniの電源を入れると、NFCでペアリングするように表示が出ます。通常のBluetoothのペアリングも可能です。
[画像のクリックで拡大表示]

図4 実際にペアリングした様子。ペアリング後は、HTC J One Miniの画面表示が変わり、電話機能が使えるようになります。電話はスマートフォンを鞄にしまったままで、快適に通話が利用できます。
図4 実際にペアリングした様子。ペアリング後は、HTC J One Miniの画面表示が変わり、電話機能が使えるようになります。電話はスマートフォンを鞄にしまったままで、快適に通話が利用できます。
[画像のクリックで拡大表示]