みなさん、モバイルしていますか? このコラムで紹介した、AndroidスマートフォンでPHS通話定額を実現する「だれとでも定額パス」を覚えていらっしゃいますでしょうか(クレジットカード型PHS「だれとでも定額パス」でスマホを通話定額に)クレジットカード大のPHS端末「だれとでも定額パス」とAndroidスマートフォンをBluetooth接続することで、ウィルコムのPHS通話ができてしまうという製品です。ドコモ、ソフトバンク、auのAndroidスマートフォンで、ウィルコムの通話定額プラン「だれとでも定額」が利用できる、という画期的な製品でした。ウィルコムの「だれとでも定額」は、10分間無料(月間500回まで)で、携帯回線、一般回線に通話できるので、通話代を大きく節約できます。

 この「だれとでも定額パス」の機能を搭載した折り畳み型PHS「WX12K」が11月14日に発売されました。PHSカード型から、通常のPHS端末になると、この「だれとでも定額パス」をどんなふうに活用できるのか、非常に興味深い端末です。ウィルコムからデモ機をお借りしましたので、写真で紹介します。

図1 京セラ製WX12K。見た目は、普通の折り畳み型PHSです。
図1 京セラ製WX12K。見た目は、普通の折り畳み型PHSです。
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図2 Bluetoothボタンがあります。
図2 Bluetoothボタンがあります。
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図3 Bluetoothボタンを押すと、各種メニューが表示されます。「3.だれとでも定額パス/テザリング開始」を選択します。
図3 Bluetoothボタンを押すと、各種メニューが表示されます。「3.だれとでも定額パス/テザリング開始」を選択します。
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図4 「だれとでも定額パス/テザリング」の画面。左側のアイコン「「だれとでも定額パス」をオンすると、ペアリング済みのAndroidスマートフォンのアプリ「だれとでも定額パスアプリ」にてPHS通話ができます。なお、この機能がオンのときは、WX12K本体の通話機能は使えなくなります。
図4 「だれとでも定額パス/テザリング」の画面。左側のアイコン「「だれとでも定額パス」をオンすると、ペアリング済みのAndroidスマートフォンのアプリ「だれとでも定額パスアプリ」にてPHS通話ができます。なお、この機能がオンのときは、WX12K本体の通話機能は使えなくなります。
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図5 Androidスマートフォンのアプリ「だれとでも定額パスアプリ」の画面。アプリの一番下のアイコンが「PHS」になっているとPHSで発信ができます。ボタンを1度タップすると「3G」に変わり、Androidスマートフォンに内蔵されている携帯回線で通話ができます。
図5 Androidスマートフォンのアプリ「だれとでも定額パスアプリ」の画面。アプリの一番下のアイコンが「PHS」になっているとPHSで発信ができます。ボタンを1度タップすると「3G」に変わり、Androidスマートフォンに内蔵されている携帯回線で通話ができます。
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図6 ドコモの「ELUGA P」(写真中央)から、ドコモの「iPhone 5s」(写真右)に電話した例。ELUGA Pで「だれとでも定額パスアプリ」を利用しているため、iPhone 5sは「070」から着信しています。
図6 ドコモの「ELUGA P」(写真中央)から、ドコモの「iPhone 5s」(写真右)に電話した例。ELUGA Pで「だれとでも定額パスアプリ」を利用しているため、iPhone 5sは「070」から着信しています。
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図7 iPhone 5s(写真右)から、PHSに向けて電話した例。「だれとでも定額パスアプリ」を利用中は、WX12K(写真右)では着信せずに、ELUGA P(写真中央)で着信します。
図7 iPhone 5s(写真右)から、PHSに向けて電話した例。「だれとでも定額パスアプリ」を利用中は、WX12K(写真右)では着信せずに、ELUGA P(写真中央)で着信します。
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