パソコンやデジタル製品は、使ってみて初めてわかることがたくさんあるもの。この連載では、パソコンが趣味の私、いとうまい子が、気になる製品を実体験し、メーカーに取材します!

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本をたくさん読みたい人にぴったりのアイテム

PROFILE●いとう・まいこ
8月18日生まれ。愛知県出身。TBSドラマ「不良少女とよばれて」で注目を浴びる。ほかの芸能人に先駆け、自ら公式ホームページ(http://mai.co.jp)を開設したり、NHK「趣味悠々」のパソコン講座で進行役を務めたりと、パソコンが得意。現在は、医療系プロジェクトのナビゲーター役などで幅広く活躍中。

 皆さんは電子書籍端末を使ったことがありますか? 私はタブレット端末なら持っていますし、なじみがあるのですが、電子書籍端末はこれまで使ったことがありません。書籍を「読む」ことに特化した製品ということですが、使い心地はどうなのでしょう。今回はソニーの「リーダー」で電子書籍を初体験しました。

 リーダーの第一印象は、とにかく軽いということ。文庫本1冊程度の重さです。それでいて2GBの内蔵メモリーには、約1300冊分[注1]の書籍を入れられるそうです。マイクロSDカードを挿入すれば、さらに増やすこともできます。

 読みたい本は「リーダーストア」というホームページなどで買えます。価格は紙の書籍とほぼ同じか、やや安いものもありました。リーダーには無線LAN機能があるので直接リーダーストアにアクセスして買うこともできますし、パソコンからアクセスして本を買い、後からリーダーにコピーすることもできます。購入した本はリーダーにダウンロードしてしまうので、読むときはインターネットにつなぐ必要がありません。


【今月のセレクト】
ソニー
Reader PRS-T2
リーダー
電子ペーパーを使用した電子書籍端末。2GBの内蔵メモリーを搭載。マイクロSDメモリーカードスロットや無線LAN機能を備える。大きさは幅11センチ×高さ17.33センチ×奥行1センチ、重さは約164グラム。実売価格は9980円。
電子ペーパーを使用した電子書籍端末。2GBの内蔵メモリーを搭載。マイクロSDメモリーカードスロットや無線LAN機能を備える。大きさは幅11センチ×高さ17.33センチ×奥行1センチ、重さは約164グラム。実売価格は9980円。
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[注1]一般的な書籍1冊分のファイルサイズを約1MBとし、内蔵メモリー約2GB(ユーザー使用可能領域約1.3GB)に保存すると計算した場合。