近所のソフトバンクショップで予約していたiPhone 5、ようやく入荷のお知らせメールがきた。
ウキウキと機種変更に……と思ったのだが、あいにく足を痛めてしまったので代わりに夫に取りに行ってもらう。
ああ、痛い。
自転車で転んで足首を捻ってしまったんだよう。
整形外科に行ったところ、先生がレントゲン写真を見て開口一番「余分な骨がありますね」。
知ってます知ってます、それ、種子骨っていうんですよね。以前、足首を痛めた時に教えてもらいました。
「そうです、種子骨です。ココとココに……」
レントゲン写真を指差す先生。えーっ、2個も?
「あれ? 前にもありませんでしたか?」
くるぶしの上の方にある種子骨は前に教えてもらったけど、その下のは知らないよう。初耳だよう。
「うーん、上のは丸いから種子骨だけど…下のは形が違うなあ……」
レントゲン写真を拡大したり縮小したりして悩む先生。
「コレが種子骨なら捻挫だと思うけど、そうじゃなかったら剥離骨折かもしれません。そうするとギプスをしないと……いや、うーん、種子骨が動いたのかもしれないし……」
ええっ、動くんですか、種子骨!
で、結局なんなんですか先生、私の症状は。
結論が出ぬまま患部に湿布を貼られテーピングを施され、「来週また来てください」。えー。足の甲がむくんで痛いよう。
植物の種子のような形の骨だからシュシコツ。
整形外科の先生によると、誰にでも生えている骨ではなく、持っている人は30%だか40%程度の確率らしい。
実は私は生まれつき前歯の永久歯が3本足りないのである。乳歯は生えていたのだが、永久歯に生え変わらなかった。
そんな余分なところに種子骨を作る余裕があるなら歯を生やさんかい。一体何をやっとるのか私は。まったくもう。
いやいや、種子骨の話はどうでもいいのだった。
待望のiPhone 5である。