iPadのデフォルトのWebブラウザーはアップル製の「Safari」である。Safariに文句があるわけではないが、iPhone、iPad用のGoogle Chromeがあると聞いた。これを試してみない手はないだろう。

 ChromeはApp Storeから手に入る。無料である。

図1 Google ChromeをApp Storeからインストール(無料)。http://itunes.apple.com/jp/app/chrome/id535886823?mt=8
[画像のクリックで拡大表示]

画面構成の相違点

 SafariもChromeも画面サイズを最大限に生かすためにバーは2段に抑えているが、使い方は異なる。

 2つの画面を並べてみよう。

 Safariは「進む」「戻る」「ブックマーク」「操作」の4つのボタンを並べ、その横には「アドレスバー」と「検索バー」がある。下の1行はタブ行だ。複数のタブがある場合は切り替えに使う。

 一方、Chromeは構成が逆だ。1段目がタブ行。2段目には、「進む」「戻る」「更新」があり、「アドレスバー」がある(このバーは検索バーも兼ねる)。アドレスバーの中には、「☆」(ブックマーク追加)と「音声入力」のふたつのボタンが内蔵されている。最後は「操作」ボタンである。

図2 Google Chromeの操作バー。タブの切り替えが上段にくるのが特徴。タブを閉じるには各タブの×をタップする。
図2 Google Chromeの操作バー。タブの切り替えが上段にくるのが特徴。タブを閉じるには各タブの×をタップする。
[画像のクリックで拡大表示]

図3 Safariの操作バー。タブが下に来る。検索バーが独立しているなどが主な相違点。
図3 Safariの操作バー。タブが下に来る。検索バーが独立しているなどが主な相違点。
[画像のクリックで拡大表示]