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大河原克行「マイクロソフト・ウォッチング」

今年初の外遊先に日本を選んだバルマーCEOの思惑

大河原克行 2012/05/24 PC Online

 2012年5月21日、米マイクロソフト コーポレーションのスティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)が、わずか1日だけ来日し、PCメーカー、通信事業者、ソーシャルゲーム事業者、量販店各社などを対象にしたパートナー向けイベント「Windows Partner Executive Summit」において、正味25分間の講演を行った。

 会場には、70社100人の国内パートナー企業のエグゼクティブが参加。スティーブ・バルマーCEOは、Windows 8を中心とした同社の戦略について説明し、パートナーに対して、強固な連携を呼びかけた。

 「今年はWindowsを再創造する年となる。パートナーにとっては、3億5000万台という膨大なWindowsプラットフォームの上でビジネスができる大きなチャンスがある」と強調。「ハードメーカーは、Windows 8を採用することで小型スクリーンの端末か、タッチスクリーンを搭載した端末か、あるいは従来通りのPCを作るのかといった選択を迫られることなく、どの端末も作ることができる」とした。さらに、「(マイクロソフトは)6月上旬のRelease Preview版の後、ハードメーカーに対して、Windows 8のプロダクトリリースを行う。ハードメーカーは、それを元に素晴らしい製品を開発し、今年後半には製品をリリースできるだろう」と語った。

 最後に、「私は、1980年にマイクロソフトに入社し、以来、日本の大手企業による数多くのテクノロジーを目の当たりにしてきた。これからも日本の企業が新たな技術開発でイノベーションを起こすことを信じている」と講演を締めくくった。

「Windows Partner Executive Summit」で講演するスティーブ・バルマーCEO。
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