宅配ピザは、急な来客にも、パーティーにも、何かと便利…

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 友人が遊びに来て、食事の時間になっちゃったりとか、ちょっとしたホームパーティを企画したけど、なんか足りないとか、今日はいろいろ忙しくて食事の用意は面倒、などというようなときに、宅配ピザはすご~く便利。電話1本でおおむね1時間以内に届けてくれる。さまざまな凝った具材のできたてピザは、見た目もお腹も満足だし。

 まあ、電話注文だと、お店からもらってきた、もしくはポストによく投げ込まれているメニューを見て頼むのがフツウなんだが、ピザが季節毎にしょっちゅう変わっていて、なかなか現在のラインナップやおトクなセットが分からなかったり。

 で、ITの普及とともに、Webサイトでメニューを見てそのままネット通販のごとく注文できるようになった、というのはご承知のとおり。サービスが始まった頃は筆者も「本当に届くのかな」とドキドキ。お店側も電話で確認を必ず入れるルールとかで双方がおっかなびっくりな感じだったが、このところはごくフツウに、ネットで注文操作をすれば、すんなりピザが届くように。ピザをはじめネットからのさまざまなデリバリーを便利に利用している今日このごろ。

 そんなとき、ダンナが耳元でささやいた。「いいニュースと悪いニュースがある」。「ん?」。「スマホって、GPSで現在地情報が分かるよね」。「うんうん」。「スマホアプリでピザが頼めるんだってよ」。「ほうほう。便利じゃんね」。

 いろいろ作業中で、聞き流していた筆者に、「オマエは何も分かってないな」と声を荒げるダンナ。「現在地情報で頼むわけだから、どこにいても…届くんだよ」。

 おお。初めてその利点に気づいた筆者。家の場所を送信できて、住所の入力なしでベンリなのかと思いきや、それは当たり前で、例えば公園のベンチでぼぉっとしているときでも、食べたくなったらすぐにピザが頼める、そこまで配達してもらえる、という話。お花見やバーベキューを楽しんでいるとき、ちょっとピザがつまみたくなったりとか、あとはイベント時にスタッフに振る舞うとか、出張時のビジネスホテルの一室からとか、駐車場に停めた自動車からとか、いくらでも利用シーンが広がる。極端にいえば、道を歩いていて突然ピザが食べたくなったらアプリで注文してちょっと待ってればピザの箱が届く、みたいな…。もちろん、食べる場所には注意が必要ですけれど(笑)。

 「そんな君、悪いニュース、というのをお忘れでないかい?」というダンナ。「実はそのサービスを始めたのはドミノ・ピザで、松本はお店がないから圏外なんだよ」。

 がっくり肩を落とす筆者。だが、考えるとこれはなかなかすごい話。スマホの位置情報を使って現在地から一番近くて美味しそうなランチのできる場所を探すとか、前回のように電源を借りられる場所を探すとか、そういうあたりは想像できても、「(配達圏内であれば)どこにでもピザが届く」という発想までは行き着かなかった。