パソコンやデジタル製品は、使ってみて初めてわかることがたくさんあるもの。この連載では、パソコンが趣味の私、いとうまい子が、気になる製品を実体験し、メーカーに取材します!

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よく眠れているのか自宅でチェックできます

PROFILE●いとう・まいこ
8月18日生まれ。愛知県出身。TBSドラマ「不良少女とよばれて」で注目を浴びる。ほかの芸能人に先駆け、自ら公式ホームページ(http://mai.co.jp)を開設したり、NHK「趣味悠々」のパソコン講座で進行役を務めたりと、パソコンが得意。現在は、医療系プロジェクトのナビゲーター役などで幅広く活躍中。

 みなさんはよく眠れていますか? 多種多様な安眠グッズが売られていることからも感じられるように、いまや睡眠は多くの人の関心事です。私の睡眠時間はだいたい4~5時間。寝付きもいいですし、特に悩みはありませんが、それでも「睡眠の状態はどうなのかな?」と思うことはあります。熟睡しているつもりでも、もしかしたら質の良い眠りではないかもしれない……。症状が深刻ならば、お医者さんに相談が必要ですが、まずは気軽に、睡眠の状態を知ることから始められるといいですよね。

 その思いに応える製品がありました。タニタの「スリープスキャン」です。いつも使っているマットレスや敷き布団の下にスリープスキャンを敷いて寝るだけで、睡眠の状態を測定できます。驚くほどの手軽さです。

 睡眠の状態は、寝ているときの呼吸や脈拍、体の動きを基に分析するそうです。専門機関で調べるようなデータを測定できるのだから、スリープスキャンにはよほど複雑な機構があるのかなと思っていましたが、マット部分には、精製水が入っているだけだとか。寝ているときに呼吸したり寝返りを打ったりした振動で精製水が動くと、マットの端に付いている機械部分に組み込まれたセンサーが感知します。


【今月のセレクト】
タニタ
スリープスキャン SL-502
●サイズ 幅86センチ×奥行31.3センチ×厚さ(最厚部)2.6センチ、約1.3キロ<br>●実売価格 3万4800円<br>就寝時、マットレスや布団の下に敷くことで、睡眠状態を測定できる睡眠計。睡眠の深さや寝付きまでの時間などから「睡眠点数」を表示する。
●サイズ 幅86センチ×奥行31.3センチ×厚さ(最厚部)2.6センチ、約1.3キロ
●実売価格 3万4800円
就寝時、マットレスや布団の下に敷くことで、睡眠状態を測定できる睡眠計。睡眠の深さや寝付きまでの時間などから「睡眠点数」を表示する。
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SDメモリーカードを入れればOK
計測結果は、SDメモリーカード[注]に自動的に記録されます。手軽なのがいいですね。最短1時間から、最長24時間まで測定できます。データをパソコンに移して解析します。
計測結果は、SDメモリーカード[注]に自動的に記録されます。手軽なのがいいですね。最短1時間から、最長24時間まで測定できます。データをパソコンに移して解析します。
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[注]SDメモリーカードは付属しません。