「スクリーンセーバー「なう」」(クロノス・クラウン)

もはや画面焼き付き防止が目的ではない?!

 「スクリーンセーバー」というもの、以前はけっこう不可欠なもので、かなり重宝していたもんだ。まあ、デスクトップパソコンのほとんどがブラウン管を使っていて、同じ画面を長時間表示していると、焼き付きを起こすといわれていたからだ。ディスプレイも、今に比べれば目が飛び出るほど高かったから、それこそ必死でスクリーンセーバーを動かしていたものだ、みたいな。

 最近はほとんど液晶ディスプレイになってしまったゆえ、スクリーンセーバーは不要といわれる。とはいえ、スクリーンセーバーなるもの、今もけっこう愛され、使われている。アニメーションを表示させて楽しんだり、天気予報や最新ニュースなどを次々表示させて眺めたりなどの使い方も有効だし、ちょっと席を離れたときなどに、スクリーンセーバーを表示させておくのも良い使い方だ。そうそう、席を離れたときは、スクリーンセーバーの設定で「再開時にログオン画面に戻る」をオンにしてパスワードをかけておけば、パソコンをむやみにいじられずにすむというセキュリティ面での利点もあったり。

 そんな感じで、本来の目的が薄れても、まだまだスクリーンセーバーの使い道はある。

 で、今回紹介するのは、Twitterのユーザー名を指定することで、その人の発言を次々と表示するスクリーンセーバーを作れるサービス、スクリーンセーバー「なう」。説明にはこうある。

Twitterのユーザー名(@~)を指定することで、その人の発言を次々と表示するスクリーンセーバーを作るサービスです。
自分や、フォローしている人、その他無関係な人など、Twitterユーザーのスクリーンセーバーを簡単に作れます。

図1 スクリーンセーバー「なう」のトップページ
図1 スクリーンセーバー「なう」のトップページ
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 もちろん自分のパソコンだから自分の発言を次々と表示させておく使い方もいいが、Twitterにはさまざまなアカウントがあって、さまざまな情報が発信されているので、例えば有名人のツイートとか、ニュースサイトやお気に入りな企業のツイートを流すと面白いかも。