住所録や顧客名簿、会員名簿などをExcelで作るには、いろいろと面倒な部分があります。例えば、通常、Excelのセルにデータを入力し終わると「Enter」キーを押します。すると、1つ下のセルに移動します。でも住所録など、1件の情報を横に入力するような場合、「Enter」キーを使わずに「Tab」キーや「→」キーで移動することになります。普段「Enter」キーでの移動に慣れていると、これが面倒に感じてしまいます。

 このような、いつもはなんとも思わないことでも、住所録を作る場合には煩わしく感じる操作があります。これらを解消して、サクッとデータを入力できるようにしてみましょう。

図1 横1行分が1件の情報として入力していく住所録や会員名簿。大量に入力することが多いデータだけに、面倒を解消して楽に入力できるようにしてみよう
図1 横1行分が1件の情報として入力していく住所録や会員名簿。大量に入力することが多いデータだけに、面倒を解消して楽に入力できるようにしてみよう
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