米国に出張した際に、SIMフリーのiPhoneを購入してきた。今回は、実際に手に入れて使うまでの手順と、購入した満足度を紹介しよう。僕が購入した目的は、とにかく最安値でiPhoneを使いたかったのだ。

 僕は、iPhoneでほとんど通話をしない。通話用には、まだガラケーを所有している。そこで、日本通信のデータ通信のみのSIMを利用することを前提に考えたわけだ。

 さて、肝心の購入だが、米国のApple Storeで何の問題もなく入手できた。金額は749ドルで、サポートプログラムの「AppleCare」が69ドルだった。さらに、税金があるので、合計878ドルだ。僕が買った際の為替レートで、約7万円である。このときばかりは円高をうれしく思った。なお、AppleCareを付けなければ、日本円換算で6万5000円ほどで買える。
 現金を支払って、その場で受け取ることができた。試しに店員に「日本でも使えるか」と聞いてみたが、「ノープロブレム」と即答であった。
 購入は、マウスやキーボードを買うかのように、5分で完了だ。これまで、日本のキャリアが運営するショップで携帯電話を買った経験を考えると、何ともあっけない。
 せっかくなので、今回は新製品のホワイトを購入した。パッケージなどは日本で購入したiPhoneと比べてもほぼ同一だ。当たり前だが、全てが英語になっているだけ。普通の製品ならマニュアルに困るのだが、iPhoneの場合はそもそも付属しているマニュアルが貧弱なので、困ることはまずないはず。その他、付属品などは共通だ。

左のホワイトが米国で購入したもの。右のブラックは日本で買ったiPhone 4のパッケージだ。
左のホワイトが米国で購入したもの。右のブラックは日本で買ったiPhone 4のパッケージだ。
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裏面もほぼ一緒のデザインで、英語か日本語かの違いのみ。
裏面もほぼ一緒のデザインで、英語か日本語かの違いのみ。
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今回はホワイトモデルを購入した。
今回はホワイトモデルを購入した。
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実は裏面も変わらない。外観上は、両者の違いに気づく人は少ないだろう。
実は裏面も変わらない。外観上は、両者の違いに気づく人は少ないだろう。
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付属のマニュアルも言葉以外はほぼ同じだ。
付属のマニュアルも言葉以外はほぼ同じだ。
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付属品も同一。
付属品も同一。
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