パソコンやデジタル製品は、使ってみて初めてわかることがたくさんあるもの。この連載では、パソコンが趣味の私、いとうまい子が、気になる製品を実体験し、メーカーに取材します!
多機能を堪能するなら大きな容量が必要
豊富に機種が出そろって、スマートフォンがますます関心を集めています。最近は、「エクスペリア」や「ガラパゴス」など、グーグルのOS「アンドロイド」を採用した端末が特に話題です。
iPhone(アイフォーン)4には、16GBか32GBのメモリーが内蔵されていますが、多くのアンドロイド端末は違います。携帯電話同様、マイクロSD/SDHCカード[注1]を用意して、スマートフォンに挿入しなければなりません。
ここで考えたいのがカードの容量です。私は、自分の携帯電話には2GBのマイクロSDカードを入れています。たまに写真を撮る程度なので、容量が足りなくなることはありません。だから、アンドロイド端末も同じくらいでいいと思っていました。でも、スマートフォンの良さを堪能するなら、16GB以上の大容量がお薦めなのだそうです。
スマートフォンは多機能で、パソコンと同じように使えます。メールはもちろん、ホームページを見たり、動画を見たりもできます。最新のスマートフォンは、音楽プレーヤーやカメラの機能もありますから、音楽を聴いたり、写真や動画を撮ったりしたくもなるでしょう。その分、容量が必要なのです。
例えば8GBの場合、写真[注2]で約1700枚、音楽[注3]で約66時間分を保存できます。デジカメ、あるいは音楽プレーヤーとしては十分かもしれませんが、スマートフォンは一台でこれらすべての役割を果たすもの。写真も動画も音楽も、と保存していくと、容量がいっぱいになるのはあっという間です。容量が大きい方が頼もしいですよね。
サンディスク
マイクロSDHCカード
32GB/16GB
写真、音楽、動画など、スマートフォンのあらゆる機能を生かすなら、たっぷりと保存できる大容量のマイクロSDHCカードがお薦めです。現在の最大容量である32GBには、ワンセグなら約180時間[注4]、写真なら約6800枚、音楽なら約264時間保存できます。お気に入りのコンテンツを、スマートフォンで常に持ち歩けるというわけです。