仏パロット社が、一風変わったラジコンヘリ「AR.Drone」を発売した。Wi-Fiを利用し、iPhoneで操縦する。機体のカメラからのライブ映像を見ながら、「コクピット視点」で飛ばせるのも面白い。友人と2機で、実機の位置関係を利用して、画面内で撃ち合うAR(拡張現実感)ゲームアプリもあるという。
パロット社はもともと、携帯電話のハンズフリーキットなどのワイヤレス関連機器のメーカー。国内では、BluetoothやWi-Fiに対応したワイヤレススピーカーやデジタルフォトフレームなどが販売されている。今回の製品は、話題のAR+ドローン(無線操縦の無人機)で「AR.Drone」なのだろうが、「アラン・ドロン」に引っかけたフレンチギャグのような気もする。屋内でも飛ばせるようなので「まず室内で練習できるなら」と思い立ち、早速飛ばしてみることにした。