6月17日にマイクロソフトがOffice 2010を発売します。これを機に、Excelの新機能を使って遊んでみようと思います。新機能の中で筆者の目を引いたのは、セル内にグラフを描画できる「スパークライン」機能。これを使って、Webサイトのアクセスデータを視覚化してみます。

アクセスデータを取得してExcelに差し込む

 今回作るプログラムは、Webページの月々のアクセス情報(CSVファイル)を読み込んで、数値の動きを分かりやすくセル内のグラフに表示するというものです。

図1 プログラムを実行したところ。「スパークライン」機能で複数のWebサイトのアクセス数を視覚化
図1 プログラムを実行したところ。「スパークライン」機能で複数のWebサイトのアクセス数を視覚化
[画像のクリックで拡大表示]

 このプログラムを実行して楽しむために必要な作業は次の通りです。

(1)Excelで集計結果を差し込むひな形ファイルを作成する
(2)サイトごとに月ごとのアクセス数が記されたCSVファイルを用意する
(3)集計プログラムを実行する

 なお、なでしこを使わない方でも、CSVデータの内容を手動でExcelのひな形に差し込めば、スパークラインの機能を楽しめます。