キーボードの最上段にある[F1]から[F12](あるいは[F19])までのファンクションキー。

 全く使わないわけではないけれども、そうそう使う機会もない。何だかもったいない。

 そういう時に使ってみたいのが、ファンクションキーに任意のアプリケーションやフォルダ、あるいはファイルを割り当てる「PFKeyAvailerPref」だ。

 PFKeyAvailerPrefはアプリケーションではなく、システム環境設定項目だ。Dockに表示されることはなく、バックグラウンドで動く。

 システム環境設定の中には「キーボードとマウス」という項目もあり、ここでもファンクションキーにアプリケーションやOSの機能を割り当てることができる。

 実際、標準では[F8]が「Spaces」、[F9]が「すべてのウインドウ」、[F10]が「アプリケーションのウインドウ」、[F11]が「デスクトップ」、[F12]が「Dashboard」という設定になっており、これらのキーに関してはPFKeyAvailerPrefで設定しても、「キーボードとマウス」のキーボードショートカットの方が優先される。

 キーボードショートカットの機能をオフにするか、別のキーに割り当てないと、PFKeyAvailerPrefの設定は有効にならない。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、システム環境設定が開く。「インストール」をクリック
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、システム環境設定が開く。「インストール」をクリック
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システム環境設定の「キーボードとマウス」項目の中にある「キーボードショートカット」。ここでもファンクションキーにアプリやOSの機能を割り当てられる
システム環境設定の「キーボードとマウス」項目の中にある「キーボードショートカット」。ここでもファンクションキーにアプリやOSの機能を割り当てられる
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