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加山恵美「イマドキのネットコミュニケーション」

私にも描けるかも? ぬりえで考えたこと(第76回)

加山 恵美=テクニカルライター 2010/03/31 PC Online

 ぬりえ、やったことあるだろうか。筆者も子ども時代によくやった。小学校くらいになりマンガ雑誌を買うようになると、気に入ったマンガにまで色鉛筆で彩色して遊んだ。彩りが鮮やかになり、その世界への愛着も深くなる。

 近年大人向きのぬりえ本が出ており、いくつか試したことがある。ぬりえといっても、ちゃんと塗ろうとするとなかなか難しい。立体感や遠近感など、なかなか思うようにいかない。だが根気強く塗り続ける作業は無心になれて、気分転換にはいいかもしれない。また無心といいながらも、塗る順番を考える過程ではけっこう頭を使う。普段パソコンにばかり向き合っている人には、違う頭を鍛える効用があるかもしれない(あくまで勝手な期待と想像である)。

 先日文房具屋を歩いてみたら、画材コーナーにぬりえがあった。画材だけなら無縁と思って通り過ぎていたが、ぬりえ素材があるので足を止めた。ぬりえといっても色鉛筆だけではないらしい。水彩画のように描くことができるペンが売られていた。これは手軽である。チューブから絵の具を出す手間がなく、さらさらと描けそうだ。ただ色をばっちりそろえると、それなりのお値段になる。ちょっとやってみたいけどね。

 さらにそのそばに写真からぬりえの下絵を作る方法が示されていた。そのアイデアだけしっかりと記憶して帰宅した。

 要旨としては、ケータイでもデジカメでも自分が撮影した写真から輪郭だけを抜き出し、ぬりえにしてしまうのだ。もしこれができるなら、ぬりえの本を買うことはない。ぬりえというと、既成の下絵から気に入ったものを選ぶしかない。だが写真から下絵が作れるのであれば、旅行の景色から家族までなんでもありだ。

 これはいい!と思った。早速帰宅して画像加工ソフトで試そうとしたが、輪郭だけをうまく抽出するのに苦労した。だが、専用のフリーウエアがあったのだ。

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