「ついったー名刺ジェネレータ」(超越.com)

ネット仲間には、ネット専用の名刺(!)で挨拶

 F1をはじめとする趣味や興味のあることで、サイトや掲示板などを主宰したり、はたまたほかの掲示板やフォーラムなどに出入りすることの多い筆者、そういう場で仲間ができたり、特定の人と仲良くなったときなどには、大なり小なり「オフ会をやろう」となる場合が多い。

 「オフ会」(「オフライン・ミーティング」と言われる場合も)という名前を聞き慣れない人もあろうかと思うのでちょっと解説しよう。ウィキペディアの「オフライン・ミーティング」を参照するとよく分かると思うが、ぶっちゃけて言えば、ネット上つまり「オンライン」ではなく、リアルの世界「オフライン」でのミーティングなので「オフ会」というわけ。ウィキペディアの記述をちょこっと引用しておくのでご参考に。

オフラインミーティングは、ネットワーク上(オンライン)のコミュニティ(ネットニュース・電子掲示板・チャット・メーリングリスト・SNS等のインターネットコミュニティ、MMORPG、またはパソコン通信・草の根BBS等)で知り合った人々が、ネットワーク上(オンライン)でなく現実世界(オフライン)で実際に集まって親睦を行うこと。オフ会(オフかい)、オフミ、オフ等と略される。

 これらはかの昔、インターネットが普及するはるか以前、パソコン通信やら草の根ネットやらの時代からあるコトバ。20年くらい前、筆者がパソコン通信を始めたころ、草の根ネットやニフティなどで知り合ったばかりのお仲間(たとえば出会ったばかりのダンナとか…笑)に「オフ会があるけど、来ませんか」と言われて何のことやら分からなかった記憶が。

 話がそれた。ところで、最近のオフ会では、「名刺交換」が流行り。しかもそれはリアルな住所や電話番号が記された仕事用やプライベート用の名刺とはちと違う。「オフ会用名刺」は、時と場合と人によって異なるが、おしなべてリアルな名前(本名)や具体的な住所、固定電話の番号は記さず、ネット上のハンドル名(ニックネーム)やメールアドレス、ホームページやブログなどのURL、TwitterやmixiなどのIDまたはURLなどを記すことが多い。

 ネット上の交流に本名や実際の住所は不要だったりあるいは邪魔になったりするので、あえてリアルな部分は記さない流れになっているのかと思う。筆者はオフ会ではオフ会用名刺を交換して、その後の連絡の必要に応じて、リアルな名前や住所のある名刺も追加で渡したりして対応することが多い。

筆者の「オフ会用名刺」。筆者は本名を記しているが、twitter IDや、ニックネームのみの場合がほとんどだ
筆者の「オフ会用名刺」。筆者は本名を記しているが、twitter IDや、ニックネームのみの場合がほとんどだ
[画像のクリックで拡大表示]