クリスマスに忘年会、新年会と、年末年始は何かと人の集まることが多い。そして、人々の輪の中に必ず登場するのはビール。一杯のビールでたちまち場が和んだり盛り上がったり。ビールの回りにはいつも、賑やかで明るく、ほっとくつろいだ空気が漂っている。

 ビールメーカーは数え切れないほどたくさんあるけれど、本場の味と技術を受け継ぎ、コツコツと職人気質で作り続けている、クラフトビールを見つけた。埼玉県川越市に本拠地を持つコエドブルワリーは、ドイツからブラウマイスターを呼び寄せて技術指導を受け、試行錯誤の研究を続けた後、個性豊かな5種類のビールブランド「COEDO(コエド)」を誕生させた。醸造設備もドイツから導入し、5年以上の徹底した技術指導により、機械だけに頼らない、熟練した日本人の職人の手による丁寧なものづくりを実践している。

「COEDO 6本入りギフトセット」(3800円)は、333ミリリットル瓶の瑠璃2本、伽羅1本、白1本、漆黒1本、紅赤1本のセット
「COEDO 6本入りギフトセット」(3800円)は、333ミリリットル瓶の瑠璃2本、伽羅1本、白1本、漆黒1本、紅赤1本のセット

 ビールには、「紅赤」「瑠璃」「伽羅」「漆黒」「白」と日本の伝統色を使ったユニークなネーミングがついている。それぞれ特徴的な味と芳香を持ち、そのときの気分やシーンによって楽しめる。麦芽やホップは厳選された天然材料のみを使い、例えば「紅赤」には、地元・川越産のサツマイモである金時薩摩芋紅赤が使用されている。香ばしくふくよかな甘みとコクが、秋冬の味覚とも好相性だ。また、キャラメルのような芳しさがあって、牡蠣やフォアグラなど濃厚なコクのある食材と合う「伽羅」や、まろやかでバランスのよい味わいの長期熟成黒ビール「漆黒」なども、これからの季節にはおすすめだ。