筆者のマイブームは「タスクスケジューラ」です。これまで、Windowsのタスクスケジューラをあまり利用していなかったのですが、スリープ状態にしているPCでも予定時刻にタスクを実行できることを知ってから好きになりました。電気代を気にせず、予定時刻にさまざまな処理を実行させることができるのです。今回、このタスクスケジューラの使い方と自動登録を行うプログラムを紹介します。

タスクスケジューラを有効活用しよう

 タスクスケジューラとは、あらかじめ決められたスケジュールに沿って自動処理を実行するWindowsの機能のことです。特定の日時に任意のアプリケーションを実行することができます。Windowsの標準機能なので、特別なアプリケーションをインストールする必要がありません。しかも、冒頭で紹介したように、スリープ状態でも、スリープを解除してアプリケーションを実行することができます。

 既に本連載でもいくつか、このタスクスケジューラを使った自動処理の利用例を紹介しています。

・毎日少しずつ読書計画(第116回)
 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090413/1014241/

・もう妻の誕生日を忘れない~メールで通知する記念日カウンター(第126回)
 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090624/1016304/

・英語力を高める!~英単語を毎日メールするプログラムを作ろう(第127回)
 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090703/1016596/

 他にも、深夜にサーバーや個人PCのバックアップを実行させたり、早朝にニュースや格言をメール送信したりと、使い倒しています。