前回、GmailやYahoo!に自動ログインするツールを作って見ました。そこで今回はこれを一歩進めて、ログインした後、メッセージを投稿する方法を紹介します。最近では、ログインしないと見られないサイトの情報を自動処理したい場合が多くありますので参考になると思います。ここでは、ミニブログで有名なTwitterのサイトにログインして、簡単な発言をするツールを作ってみます。

Twitterサイトへログインして発言するツール

 今回のプログラムは、Twitterのサイト(2009年9月現在)へログインして発言するプログラムとなっています。

【使い方】

 以下のプログラムをなでしこエディタに貼り付けます。そして、お持ちのTwitterアカウントをプログラムの先頭にある変数「ユーザー名」と「パスワード」の欄に設定します。そして、実行ボタンを押します。

 すると、Twitterのサイトに自動的にログインして、意味もなく現在時刻を発言します。

Twitterのサイトに自動的にログインして発言します
Twitterのサイトに自動的にログインして発言します
[画像のクリックで拡大表示]

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# Twitterサイトへログインして発言するツール
# (注)なでしこ ver.1.5321 以降に対応
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ユーザー名=「*****」
パスワード=「*****」
発言内容=「もう {今} だ、頑張ろう!」# 現在時刻を投稿する
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処理用とはブラウザ。
処理用のレイアウトは「全体」。
処理用のURL=「http://twitter.com/」
処理用のブラウザ読込待機。
# ログインしていなければログイン
処理用のテキストをSJIS変換してBODYに代入。
BODYで「ログイン」が何文字目?
もし(それ≧1)ならば
  処理用の「username」にユーザー名をブラウザINPUT値設定。
  処理用の「password」にパスワードをブラウザINPUT値設定。
  処理用の「signin」をブラウザFORM送信。
  処理用のブラウザ読込待機。
# Twitterで発言する
処理用の「status」に発言内容をブラウザINPUT値設定。
処理用の「status_update_form」をブラウザFORM送信。
処理用のブラウザ読込待機。
「書き込み完了」と言う。
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※注意:このプログラムも前回と同様にWebサイトのインターフェイスが変わってしまうと、改良の必要が生じるものです。もし変更になったとしても、少し手を加えるだけで使えると思いますので、挑戦してみてください。