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柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

137:こんな「おっさん」にはなってはいけない

柳澤 大輔=面白法人カヤック代表 2009/03/02 PC Online

 この記事を書いている日の前日(2月19日です)、僕は35歳になりました。

 ついに四捨五入すると40代という年。「おっさん」の領域にはいってきました。もう青年ではありません。おっさんです。

 僕は、この先、どんなおっさんになりたいのでしょうか。

 さっぱりイメージがわきませんが、こんなおっさんにはなりたくないと思い浮かべてそこから逆算して生きようとすることはあります。つまり、反面教師。

 たとえば、一般的に、おっさんになると自慢話がふえる傾向がある。しかも昔の話が多い。過去の栄光。

 35歳である今の僕にとっては、それはそれで聞いていて楽しいのですが、20代の時は、聞いていて「なんでこの人は自慢話ばっかりなんだろう」と思っていまいた。だから、そういうおっさんにはなりたくない。

 ってことは、過去の話をする気がおきないぐらい毎年毎年新しいことに挑戦して変化し続けてればいいんだ。死ぬまでそういう風に生きることはできたらいいな。とか。

 たとえば、一般的に、おっさんになると笑いのツボがずれてくる。自分はおもしろいことをいっているつもりでも、どうしたって笑いの感性が古臭くなる。やっぱり涙と違って、笑いには、絶対にジェネレーションギャップがある。本人は気が付いてないけど、周囲が気を遣って笑ってくれてるだけ、なんてことがありうる。もし、自分の笑いのツボがやばいと自覚したら、もう相手を笑わそうなんて一切おもっちゃだめ。まじめな話ばかりするようにしよう。とか。

 たとえば、一般的に、おっさんは説教したがりになる。甘い考えを聞くと、そのままじゃ成功しないってついつい言いたくなっちてしまう。でも、相手の立場に立たない独りよがりの説教をするおっさんにはなりたくない。確かにおっさんの言うことはきっとある意味では正しい。でも、ほうっておいたって人は成長するんだから、説教という形じゃなくてもいいかもしれない。見守れるおっさんになるようになろう。だって、甘いままでも成功する時代になるかもしれないし、成功の定義が変わっちゃうかもしれない。自分の経験則が正しいとはかぎらないとか自分を納得させながら。

 こんなふうに。どんなおっさんになりたくないか?をイメージしてそこから逆算して今を生きる。ちょっとネガティブなアプローチではありますが、物事を多角的に見るためにはたまにはいいですよね。ポジティブなアプローチばかりっていうのも偏っていますから。

 そうだそうだ、もう1つだけ最後に追加しよう。

 たとえば、一般的に、おっさんは、どこか満たされてない寂しさがある。不思議なことに少年のような心をもった魅力的な人であればあるほど、矛盾しているようだけど満たされない思いが募っていくように思う。

 なぜだろう。もしかしたら、少年のような心をもっている人だからこそ、若さを意識する機会が増えてしまうのかもしれない。

 大人になると、年齢よりも自分が若く見えると言われることに大抵の人は、少なからず心を動かされると思う。誰だってそう言われたらうれしいしね。でも、それって、若いということへの絶対なる称賛を意味する。若さに価値を置いてたらどうしたって年々苦しくなってくる。

 だから、若く見えることに価値を置くようなおっさんにはならないようにしないといけない。

 さて、みなさんはどんなおっさんになりたくないですか?

 なにはともあれ、自分に言っておきます。35歳おめでとう!

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