自作系PCとメーカー製PC、どっちがイイ?

 このところ、筆者がPCのトラブルでパーツをいろいろ換えた経緯は、このところのコラムの記事「トラブルのたびスペックアップするマイPC(笑)」「 スペックアップするPCその後&「正確な時間」を身につけるヨロコビ」でご存じのことと思う。まあ、今回の一連はトラブルではからずも…なのだが、ふだんは、今度はPCのどのパーツを換えようか、どう換えたらもっとよくなるか、みたいなことを始終考えている筆者なのであった。

 それまでPCというものは、メーカー製の(できあいの)マシンを購入して、プリインストール(あらかじめインストール)されたソフトや、買ったりダウンロードしたりしたソフトを入れて使ったものだった。いわゆるPC本体は家電のような考え方(まあメモリを増設したり、容量の大きいバッテリに換えたりなどはするが)。PCのスペックが時代遅れになったら、まるごと買い換えるのが当たり前だった。

 まあ、今でも、MacとノートPCはそんな感じ。買い換えるときはけっこう巨大な金額が必要になってしまうのが難点。

 ただし、我が家のWindows系デスクトップ十数台余りに至っては、数年前、PC98系からDOS/V系になってすぐのころ、ダンナが「PCを自分で組む」みたいなことを言い出して以来、すべて自作系マシンとなっている。

 これら自作系のマシンは、ATXという規格のマザーボードが使われていて、基本的にATX用として売られているパーツはたいてい使える。何をどう選ぶかも自由だし、いくらでも取り替えがきく…というわけ。

 「ATX」とは、wikiによるとこんな感じ。タワー型デスクトップ(フルタワー、ミドルタワー)が主流だ。