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柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」

126:3週間も開発合宿に行ってました!

柳澤 大輔=面白法人カヤック代表 2008/12/15 PC Online

 もう12月も中旬ですが、実のところ僕は、11月1日から23日までの約3週間、本社を空け、四国の室戸岬のホテルで「合宿」をしていました。

 僕ひとりではありません。
 僕含めて10人近くのカヤック社員も一緒に。

 こんなに長期の合宿は久しぶりです。
 ずばり、合宿の目的は開発。

 人里離れた奥地に籠って、がっつりと新サービスを開発しよう。ってのがこの合宿の目的です。

 そうなんですよね。
 ここ最近は、立場的なこともあり、会社にいるといろんな打ち合わせやら、人と会っている時間が多く、あまり制作の指揮をとってなかったので、たまには、がっつりやりたいなぁ・・・と、思い切って1か月近く行ってまいりました。

 で、今回はこの合宿についての報告と、この合宿で感じたことを。

―――――――――――――――――――――――――――――

★「開発合宿は背水の陣。」

 僕らが泊まったところは、高知の室戸岬のあたりで、高速はないし、ネット回線もADSLがかろうじて(光がまだないので)といったところ。高知駅からも車で2時間弱かかるというほんとに人里から離れた場所でした。

 海ぐらいしか見どころはないので、観光するような場所ではありません。周囲に食べるところもないので、宿のマスターに無理言って3食出してもらうことになりました。

 そんな場所で1か月近く1つの宿(兼オフィス)に滞在する。

 この状況には果たしてどんな意味があるのか?

 これを窮屈と感じる人もいるでしょう。
 ファミコン世代の僕らは、すぐに困難なことがあるとリセットボタンを押したくなる。
 日常には、気晴らしをできる場所や機会がたくさんあるから、その誘惑に負けそうになる。

 でも、このような環境に一度足を踏み入れたら、ひとりで帰ることは容易ではない(交通手段がない)。弱音を吐いたら、負け(メンバーが固定で1日顔をつきあわせるから、バツが悪い)。退路が絶たれている。

 つまり、背水の陣。

 自らそういう過酷な状況に追い込むことでこそ得られるものがあると僕は思うのです。成長する自分がいます。

 この合宿では、それが実感できました。

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