カヤックには、「みんぽー」と呼ばれるイントラネットがあります。
 これは、以前の記事「16:カヤックのイントラネットを少しご紹介
でもご紹介しました。

 その中に、今年の夏ごろ、 “エピソードブログ”というコーナーが加わりました。

 このコーナーには、カヤックで過去に起きた仕事上の“熱い”エピソードが蓄積されています。新しく入った社員がここを見ることで、カヤックの働く姿勢、カヤックの社風をすぐに理解できるようなものとなっています。

 ちなみに、前回の記事で紹介した先日の「ぜんいん社長合宿」の個人課題の1つは、「最近起こった熱いカヤックエピソードを教えてください」というものでした。

 今回はこのカヤックの熱い最新エピソードを紹介します。

★その1 たった一言で開眼「受託によるWEB制作のディレクターから」

わたしが入社した頃に久場さんからいただいた言葉を書きます。

1:「この案件を自分の代表作だと思って」
入社したばかりで初めて書くことになった企画書が難航していた時、「自分の代表作にするつもりで」とアドバイスいただいて開眼しました。
この一言で「単なる目の前の課題のひとつ」として頭の表面らへんだけ使ってこなそうとしていたものが、もう一段深い部分で考えられるようになりました。
また「お客様の案件」だった仕事が「自分の案件」と捉えられるようになりました。
以来、すべての案件に対して自分の代表作のつもりで取り組み、どんな小さな案件でも手を抜かずにかならず自分なりの工夫や新しい実験を盛り込むようにしています。

2:「失敗してもいいから限界までやってみて」
入社後3か月くらいで一人で手がける案件がガクンと増えた頃、本当にこなせるかどうか不安だった時にいただいた言葉です。会社としては失敗しちゃいけないのですが、こうやって言っていただくことで安心してチャレンジできたし、自分が思っていたよりキャパがあったこともわかりました。
懐の相当広い人にしか吐けないセリフですが、久場さんにこう言っていただくことで
自分にとっては転機になりました。いつか後輩に同じことが言えるようになりたいです。