まずは、最近社内のメーリングリストに、演出部(広報などを担当する部)の人間から流れたメールから。

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ちょっと共有しておきたかったのでメールしました。

新しい取材が入りました!

そのきっかけとなったのは、以前同番組から取材を受けた瀬尾さんです。

まだ若い(と見られたらしい)瀬尾さんが自分の担当するプロジェクトを伸ばそうとイキイキと楽しそうに仕事に取り組む姿と取材時の落ち着いた対応を見て

「なぜそんなにも楽しそうにモチベーション高く取り組めるのか?」

「瀬尾さんひとりしか、しっかり話していないけどあんな人がいるカヤックには、きっと、モチベーション高く働ける秘密があるに違いない!」

「技術者でありながら、まだ30前後でディレクターとしてリーダーとしてプロジェクトを遂行できる組織はどんなところなんだろう?」

と今回はカヤックを取材してみたいと申込みがありました。

今度は会社全体を取り上げたいということで。

一人ひとりの対応で、会社への印象が大きく変わるんだなぁとしみじみ思ったので、このエピソード、共有することにしました。
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 で、このメールが流れたあと、僕が取材を受けました。

 取材のテーマは、「社員一人ひとりが自立性をもった組織をつくるには?」

 正直に言うと、僕が語るには時期尚早なテーマだと思いましたが、現時点の考えをまとめるのも、そんなに悪いことではない。

 前置きが長くなりましたが、今回の話は「社員が自立して楽しく自由に働ける組織をつくるための5つのポイント」  です。