Googleドキュメントのスプレッドシートにはグラフを描く機能がある。使い方も難しくない。でもデータをオンラインで入力していくのは慣れないと不安なものだ。回線のトラブルでデータが消えてしまうかもしれない。

 そこで、Googleが配布しているGoogle パックのStarSuiteの計算ソフトCalcで入力したデータをGoogleドキュメントのスプレッドシートに読み込ませてグラフを描いてみよう。ポイントは、StarSuite Calcの基本形式、ODS(OpenDocument Spreadsheet)形式のファイルがそのまま使えることだ。

 StarSuite Calcでデータを作成しておく。ここでは簡単な円グラフを作成しようと思うので2カラムの簡単なデータにしておこう。

図1 StarSuite Calcでデータで円グラフ用に2カラムのデータを作っておく
図1 StarSuite Calcでデータで円グラフ用に2カラムのデータを作っておく

 StarSuite Calcだけでもグラフは描けるのだが、あまりきれいではないし、そのままだと円グラフの並び順が反時計回りになる。

図2 StarSuite Calcで描いた円グラフ
図2 StarSuite Calcで描いた円グラフ

 Googleドキュメントのスプレッドシートに読み込ませるように、ODS形式のファイルを用意する。対応しているファイル形式は、他に、XLS、CSV、TXTがある。でも、Microsoft Office 2007のXLSX形式には対応していない。

 Googleドキュメントのスプレッドシートでデスクトップ上のODS形式ファイルを読み込ませるには、ファイルメニューからインポートを選び、あとはファイル選択の手順に従うだけでいい。

図3 ファイルメニューからインポートを選ぶ
図3 ファイルメニューからインポートを選ぶ