光回線(FTTH)と高速なWi-Fi(無線LAN)を入れているはずなのに、「ネット接続が遅い」と感じている人はいないだろうか。光回線なのに常に10Mbpsを切るようであれば、Wi-Fiに問題がある可能性がある。Wi-Fiの速度が落ちる原因には「つなぎ過ぎ」「Wi-Fiルーターの能力不足」「電波干渉」などがある。
つなぎ過ぎが起こるのは、近年さまざまな機器がWi-Fiに対応してきたからだ。パソコンだけでなく、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などもWi-Fiに対応している。家族が多ければ、さらに接続する機器は増える。しかし、バッファローのBBSビジネスユニットBBS事業課の中村泰之BBS係長は、「一般的なIEEE 802.11b/g/nのルーターにつなげるのは6~10台程度が限界」だと言う。このタイプのWi-Fiルーターを利用している人は、多くの機器をつなぐのであれば、最新のWi-Fiルーターに買い替えた方がよい(図1)。