スタートメニューの「アクセサリー」には、便利なソフトが複数追加されている。以前から存在するソフトの機能強化も図られている。使わなければ損。ぜひ活用しよう。

 そのうちの1つが「付箋」ソフト。このソフトを使えば、テスクトップ上に簡単なメモ書きを貼っておける(図1)。

●メモ書きをデスクトップにペタッ
図1 「付箋」ソフトを使えば、簡単なメモをデスクトップ上に貼れる。スタートメニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「付箋」で利用できる。付箋の色は右クリックのメニューで、書式や文字サイズはショートカットキーで変更可能
図1 「付箋」ソフトを使えば、簡単なメモをデスクトップ上に貼れる。スタートメニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「付箋」で利用できる。付箋の色は右クリックのメニューで、書式や文字サイズはショートカットキーで変更可能
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 メモの書式や文字サイズなどを変更することも可能だ。このソフトにはメニューがないため、右クリックメニューやショートカットキーで変更する。例えば文字のサイズは、[Ctrl]キーおよび[Shift]キーと同時に「>」あるいは「<」を押すと、それぞれ拡大・縮小できる。

 デスクトップ画面の全体あるいは一部を画像として保存できるソフト「Snipping Tool(スニッピングツール)」も優れものだ(図2)。画面の一部を保存したい場合には、同ソフトを起動して切り抜く部分を指定するだけでよい。切り抜いた部分は、JPEG形式やPNG形式などの画像ファイルやHTMLファイルとして保存可能。同ソフトのペン機能を使って、特定の箇所を強調するといった簡単な加工もできる。

●画面の一部を“切り抜いて”画像にする
図2 「アクセサリ」の「Snipping Tool」を使えば、ウインドウや画面全体だけではなく、指定した範囲だけを切り抜いて、JPEG形式やPNG形式などの画像ファイルやHTMLファイルとして保存できる。ペンで書き込むなどの簡単な加工も可能
図2 「アクセサリ」の「Snipping Tool」を使えば、ウインドウや画面全体だけではなく、指定した範囲だけを切り抜いて、JPEG形式やPNG形式などの画像ファイルやHTMLファイルとして保存できる。ペンで書き込むなどの簡単な加工も可能
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 おなじみの「電卓」ソフトは、機能を大幅に強化。統計電卓やプログラム電卓、単位の変換機能などを追加した(図3)。機能は、「表示」メニューから切り替える。

●電卓が高機能に、ローンの計算もできる
図3 「アクセサリ」の「電卓」が大幅に機能強化。統計電卓(左)やプログラム電卓、関数電卓、単位の換算などが可能になった。電卓の種類は「表示」メニューから切り替えられる。あらかじめ用意されているワークシートを使って、住宅ローンや自動車リースの支払額も計算できる(右)
図3 「アクセサリ」の「電卓」が大幅に機能強化。統計電卓(左)やプログラム電卓、関数電卓、単位の換算などが可能になった。電卓の種類は「表示」メニューから切り替えられる。あらかじめ用意されているワークシートを使って、住宅ローンや自動車リースの支払額も計算できる(右)
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 特定の計算をするための「ワークシート」も用意。住宅ローンや自動車リースの支払額や、自動車の燃費を簡単に計算できる。