アクセスポイントはどこにある?

 公衆無線LANのアクセスポイントの位置は、各事業者のWebサイトで確認できる。とはいうものの、実際にどのように設置されているのか気になる存在だ。

 まずは東京メトロ。全179駅のうち、乗り入れ先の鉄道会社が管理する駅の一部を除く175駅にアクセスポイントを設置。東京メトロとNTTドコモの共有設備だが、Mzoneに加えホットスポット、フレッツ・スポットのSSIDも提供する。「いわゆる“駅ナカ”の店舗を含め、駅構内が網羅できるように配置している」という。アクセスポイントは長方形で出っ張りが小さく、近くに張られたステッカーがないとアンテナとは気付かない(図A)。しかし、小型でも電波は遠方まで届き、ホーム全体をおおむね2台のアクセスポイントでカバーできるという。

【東京メトロの駅にある小型アンテナ】
図A 東京メトロの駅のホームやコンコースで天井をよくよく見ると、小さなアンテナが出っ張っているのが見える(左上)。これが無線LANのアクセスポイントだ(右上)。アクセスポイントの近くには、目印のステッカーが張ってある(右)
図A 東京メトロの駅のホームやコンコースで天井をよくよく見ると、小さなアンテナが出っ張っているのが見える(左上)。これが無線LANのアクセスポイントだ(右上)。アクセスポイントの近くには、目印のステッカーが張ってある(右)
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