大掃除では、まずはいらなくなったアプリケーションやデータを処分しよう(図1)。たとえ年末でなくても、1年のある時期にパソコンの大掃除をすると決めておくのは良いことだ。どのアプリケーションやデータを捨てるか迷ったとき、「1年間、手も付けなかったこれは捨ててもよい」といった判断がしやすい。
いらないものを捨てたら、散らかったハードディスクの中身を整理する。文書ファイルや画像はもちろん、スタートメニューやブラウザーのブックマーク(お気に入り)なども、増えすぎて見づらくなったり、使えないリンクが放置されていたりする。いざというとき必要なデータが見付からないこともあるので、余裕のあるうちに分類しておきたい。
きれいな環境を作ったら、その状態をバックアップしておくと後のトラブルに備えられる。