古いパソコンの多くはHDMI端子を装備しておらず、「方法1」のHDMIケーブルが使えない。アナログRGB(D-Sub15ピン)端子しかないパソコンとテレビを接続する際に必要なのが周辺機器の「PC-TVコンバーター」だ。テレビとは、汎用性の高いコンポジット映像端子で接続する(図1)。
PC-TVコンバーターは、周辺機器メーカーが製品化している(図2)。上位機種のPC-TVコンバーターは、コンポジット映像端子に加えD端子(テレビ側)も備える。
PC-TVコンバーターが転送できるのは映像のみで、音声は送れない(HDMIは映像と音声の同時出力に対応)。映画やデジカメで撮影した動画など、映像と音声を同時に転送したい場合は、音声ケーブルを別途用意して、パソコン側の音声出力端子とテレビ側の音声入力端子を接続する。