多くの人から愛されているパソコン。では、1日にどれぐらいの時間、使われているのか。番組録画などで起動している時間は含めず、自分自身がパソコンに向かっている時間を答えてもらったら、平均6時間44分という数字になった。回答が多かったのは「10時間」29人、「8時間」28人、「3時間」27人といったところだが、「20時間以上」も1人。パソコンでテレビ番組やDVDなどを視聴している時間も含め、仕事とプライベートを合わせた数字だからか、意外に長時間だなという印象を受けた。

 実際にパソコンを使って行っている作業のうち、「好きだ/楽しい/快適だ」と思うことをすべて選んでもらうと、第1位はやはり「Webサイトの閲覧」192人。「ネットオークション、ネットショッピング」も142人と、活発に利用されている様子。利用している人が多いはずの「メール送受信」が126人にとどまったのは、趣味より仕事で使う頻度が高いせいだろうか。

 逆に「嫌いだ/つらい/不快だ」と思うのは、「集計表、文書、プレゼンテーション資料の作成」44人、「プログラミング、システム管理」30人、「業務スケジュール・プロジェクト管理」29人と、仕事関連の作業に集中。「特になし」と答えた人も多かった。

 最後に「あなたにとってパソコンとは」と問い掛けたところ、「21世紀の必需品」(36歳)、「興味の素が無限に詰まっている“百科事典”」(40歳)、「新しい世界の窓口」(31歳)、「空気!!」(33歳)、「情報の宝庫。今後も一生使い続ける」(43歳)、「平成と共にやってきた現代生活で最も必要なツールないしはギア」(40歳)と、名キャッチコピーが続々。

 当連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。

選択肢の中から最も当てはまるものを一つだけ選んでもらった。「生活に」と限定したせいか、自動車が携帯電話を上回るという驚きの結果に