今回は、カヤックで毎週発行しているメルマガ「カヤック魂」の編集長からの寄稿です。

参考:メルマガ「カヤック魂」


 カヤック魂編集長を勤めております、松浦です。過去にも“引越しの人”として「74:鎌倉本社が相当かっこよくなりました」に寄稿いたしました。

 前回同様、深夜の唐突な寄稿依頼。「カヤック魂の編集長として何か寄稿してよ。もちろんカヤックの価値を高めるようなもの、あるいはオレを褒めるようなものをビシッと一本頼むよ!」

 エー ・・・ハイ。

 という具合で、この場をいただきました。ありがとうございます(?)

 まぁ、うちの代表はとにかくご賛美を被るのが大好きです。日頃からチョコチョコ褒めろと強要してきますので、私たちも目を皿のようにして代表の言動を追っておかなければなりません。単に「すごいですね」「やりますね」というだけではダメで、どこにどう感銘したのか説明しなければならないのが、少々やっかいなのです。ある意味、あの行為は、オリンピックなどでよく見かける、陸上競技の選手が観客に無理やり拍手を求め、喝采と共に自分のテンションと集中力を徐々に上げて行く手法に近いのではないかと思います。

 このような「俺好き」「俺自慢」な人種というのは、とかく他人への興味が薄い人と思われがちです。しかし、うちの代表が日頃からよく口にするのが「カヤックの財産は人である」という言葉。これを聞けば、さぞかし人(社員)のことを大切にしているんだと思いますよね。サイトでも全社員を公開していますしね。

 いやいや、ちょっと待ってください。この言葉の影には、うっすらと「俺好き」=「カヤック好き」=「社員(人)好き」という図式が見えてくるではありませんか!すなわち、「俺自慢」をしたい欲求が高じて、「社員(人)自慢」もしたい欲求となった・・・?「俺好き」もここまで来れば、大したものです。思う存分、かわいがってもらいましょう。

 そういえば、昨年11月に移転した現オフィスの内装について、設計者にこちらの要望案を提出する際も、「来客者から社員全員が見渡せる様、小部屋や壁等は極力作らないで欲しい」などと、なんともいじらしいリクエストを真っ先に出していました。

 それほど愛して止まない(?)社員の事を、さらに表立ってチヤホヤしたいという
代表の押さえきれない気持ちをブチまけたのが、毎週火曜日配信、カヤックメルマガの人気コーナー「ワガシャのホープ」であります。

 とにかく毎週社員の誰か一人を代表がほめ倒すというリコメンド(お薦め)コーナー。あまりに内輪ネタすぎるきらいがあるので、反応次第では数回で打ち切りになる事も予想しました。割とフランクに始めたコーナーでしたが、意に反する好評っぷりで、これまでに計38人褒め続けてきました。