Windows XPでは使えていたのに、Vistaでは動作がおかしいというソフトの場合、Vistaに対応した最新バージョンのソフトを使うのが基本。しかしVistaに対応するバージョンがない、あるいはどうしても古いバージョンを使う必要がある、というシチュエーションもあるだろう。

 その場合は「互換モード」を試してみよう。動作させたいソフトのアイコン(ショートカットのアイコンでもよい)を右クリックして、表示されるメニューから「プロパティ」を選ぶ。プロパティが表示されたら「互換性」タブをクリックして開いて設定する。ただし、この互換モードを使っても正しく動作しないソフトもある。

図1 ソフトのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。ちなみに、ここで「管理者として実行」を選んで実行すると正しく動作することもある

図1 そのソフトのプロパティが表示されたら、「互換性」タブをクリックして開き、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、その下のプルダウンメニューからOSを選択する。そのソフトを以前使っていたOSを選択すればよい。ここで256色で実行するなどの設定をすることもできる