パソコン周辺機器を増やしたら電源が足りなくなった、なんて経験をしたことはないだろうか。ずっとコンセントに挿しっぱなしでどれがなんのコードだか分からない、なんてことも。今回はパソコンや周辺機器の電源について調査してみた。

 まず、電源に常時つないだままになっているものの数で、最も多かった答えは「4個」45人。「11個以上」7人を11個として平均値を出すと4.2個という数字になった。「0個」と答えた人も10人いた。

 コンセントにつながったままのものをすべて選んでもらうと、やはり第1位は「パソコン本体」178人。続いて「モデム、ルーターなど」149人、「プリンター(スキャナー、複合機含む)」141人。「ディスプレイ」が123人と少なめなのは、ノートパソコンのユーザーはディスプレイ単体で電源につながないからだろう。

 ちなみに、自宅で主に使っているパソコンは「デスクトップを1カ所に据え置きで使っている」が116人、「ノートを主に1カ所に据え置き」が57人、「ノートを置き場所を決めずに使っている」が22人。置き場所を決めていない人以外は大体パソコン本体は電源につなぎっぱなし、とみていい。

 電源に関して工夫していることや困っていることを自由に書いてもらったところ、「スパイラルコードできちんとまとめている」(36歳)、「半年に1回ほど、ファンなどの清掃をする」(39歳)、「ほかの熱機器とは違う系統から電源を取っている」(30歳)といったキッチリ派と、「コンセントの数が足りず、タコ足配線」(47歳)、「コードがからまって困っている」(36歳)、「ACアダプターが邪魔」(31歳)といったゴチャゴチャ派が、ざっと半々ぐらい。

 トラブルの実例として「コンセントにほこりがたまって発火しそうになった」(36歳)、「コードに足を引っ掛けて転ぶ」(30歳)というコメントのほか、落雷被害者が驚くほど多数! やはりマメな掃除や雷対策を心がけた方がよさそうだ。

パソコン本体以外の電源に関して最も当てはまるものを選んでもらった。「その他」は、3人が周辺機器を使っておらず、1人は「本体の電源入/切に連動のテーブルタップ使用」