これまで、Windowsに付属しているIME(以下、MS-IME)の「IMEパッド」で文字一覧総画数の一覧部首別の一覧などを表示させて、目的の漢字を入力する方法を紹介してきた。これらはシンプルで分かりやすい半面、漢字によってはどこに載っているのか見つけにくい点が難点だった。

 今回は、読みが分からない漢字を入力するのに一番便利な方法として、MS-IMEの「手書き」機能を紹介しよう。

MS-IMEの「手書き」機能を利用する

 MS-IMEの「手書き」機能は、マウスやノートパソコンに内蔵されているタッチパッドなどを用いて、入力したい漢字を専用の枠に手書きすると、その字形を認識して、候補の漢字を一覧表示してくれるので、その中からユーザーが目的の漢字を選択するという入力方法だ。

 「手書き」機能を呼び出すには、言語バーの「ツール」ボタンをクリックして、「IMEパッド」→「手書き」を選択する(図1)。

【MS-IMEの「手書き」機能を呼び出す】
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図1 MS-IMEの「手書き」機能を呼び出すには、言語バーの「ツール」ボタンをクリックして「IMEパッド」→「手書き」を選択する

 なお、既に「IMEパッド」の「文字一覧」や「総画数」などが表示してあったら、画面左上にある「手書き」ボタンをクリックすると、表示内容が「IMEパッド - 手書き」に切り替わる。