まずはExcelの表をWord文書に貼ってみよう。Excelで表を選択してツールバーの「コピー」ボタンを押し、Wordに切り替えて、ツールバーの「貼り付け」ボタンで表を貼り付ける。ユーザーによっては「編集」メニューを使ったり、[Ctrl]キー+[C]キー(コピー)、[Ctrl]キー+[V]キー(貼り付け)を使うこともあるだろう。実際にこの操作をしてみると、貼り付けた表のサイズ変更や編集がしづらいことに気付くはずだ。単純にコピー&ペーストで貼り付けた表は、Wordの表として貼り付けられる。一見するとExcelの表だが、実はWordの罫線で作った表で、編集範囲も限られてしまうのだ。

貼り付け方法は多数ある

 Excelの表をWordに貼り付ける方法は10種類以上ある。「その他の貼り付け」の種類が多いのだ。図1はそのうちの代表的な方法をまとめたもの。ただし、基本は前回で説明したように3パターンに集約できる。前述のコピー&ペーストは「その他の貼り付け」に含む。

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