カヤックでは、コピー用紙として、社内の資料などの裏紙を使います。
もちろん、NDAを結んだ資料や社外秘のものは、裏紙として利用するのは危険なので、シュレッダーにかけます。ただ、裏紙を使うという行為そのものが間違いを起こす元となる可能性があるということで、先日、社内のセキュリティチームから裏紙を使うことを止めようという提案がありました。
確かにミクロな視点でみれば、その方がいいのかもしれません。でも一方でマクロな視点でみると、資源は限られているのだからもったいないなぁ、と僕はどうしても思ってしまいます。
もともと自己資金で会社を立ち上げた人間なので、文房具1つ使うのも自分の身銭を切る感覚があります。なので、僕のもったいないという感覚はECOな発想から来ているというよりも、本当に必要なものなのか?何か工夫はできないか?と常に考えてしまう習慣から来ているものなのかもしれません。
それでも起業を経験するということは、ある意味ECOにつながっていくのかも・・・・。
という仮説はさておき、これからの時代、我々のような小さい企業であっても、ECOな視点をもっていないと社会に存在してはいけない、という時代に進んでいくのだとは思っています。
さて、以前の糸井重里さんとの対談中に(参考:ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里さんにお会いしてきました)、僕がカタログハウスの通販生活のファンであることを伝えたら、カタログハウスの社長さんの書いた本を薦められたので、読んでみました。
「小売の説得術」
それから、鎌倉本社繋がりでよく話題になる、パタゴニアの創始者の本も読みました。
「社員をサーフィンに行かせよう」
どちらにも共通することとして、「ECOに対する意識が本当に高い」ということが伝わってきます。